〈ウルトラジャンプ連載作品〉 とある田舎の公立高校、河鹿原高校。2年C組は荒れていた。 生徒達は担任教師である荻野を迫害し、それを最大の娯楽としていた。 日々絶望する荻野だが、彼女には日課があった。 それは不登校の生徒に手紙を書くこと。 自身のクラスが希望に満ちた素敵なクラスだと自身の理想を手紙にぶつけること。 そのときだけ彼女は“素敵な教師”でいられるのだった。 そんなある日、手紙を出していた不登校生・夜嵐が学校に現れた。 嘘がばれることを焦る荻野に彼女は言う。 『私、先生を助けに来たの』 ここから彼女達の“教育”が始まった──。