『転生ゴブリンだけど質問ある?』TVアニメ化記念 キャストインタビュー

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となりのヤングジャンプが送る転生ファンタジー『転生ゴブリンだけど質問ある?』がついにアニメ化決定! そこで今回はアキラ、カレン、クロエを演じる3名のメインキャストにインタビューを敢行。作品の魅力やゴブリンたちに関するトークはもちろん、3人のパーソナルな部分にも切り込んだインタビューをお届けしよう。

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キャストプロフィール

戸谷菊之介(アキラ役)
ソニー・ミュージックアーティスツ所属
11月30日生まれ 東京都出身
代表作『チェンソーマン』(デンジ)『逃げ上手の若君』(吹雪)など

日笠陽子(カレン役)
i.nari所属
7月16日生まれ 神奈川県出身
代表作『けいおん!』(秋山澪)『戦姫絶唱シンフォギア』(マリア・カデンツァヴナ・イヴ)など

橘杏咲(クロエ役)
アイムエンタープライズ所属
10月12日 東京都出身
代表作『魔法少女リリカルなのは EXCEEDS Gun Blaze Vengeance』(久瀬シイナ)
『カヤちゃんはコワくない』(カヤちゃん)など

 

メインキャスト3名に作品のことを聞いてみた!

――まずはご自身が演じられるキャラクターに対する印象からお聞かせください。

戸谷菊之介(以下「戸谷」):僕が演じるアキラは前世の人間のころからそうなんですが、とにかく人に教えるのが好きなんだなって思いますね。人にものを教えて、それで成長していくのが嬉しいタイプ。そこから転じて、ゴブリンの村を自分なりに発展させて、ゴブリンたちの社会的な立場もよくしていく。そうやって自分の周りを建設していくのが好きで、そのためにいつも色んなことを考えている人物なんだと思います。

日笠陽子(以下「日笠」):カレンはこの世界における人間の枠の中で、立場と肩書きを持っている人。真面目で実力もあるから、定められた枠の中でキチンと生きてきたんだと思うんですよね。ところがアキラと出会ってゴブリンたちと触れ合うことで、彼女自身の中にあった女の子の部分があふれ出してくる。一見器用に見えていた彼女が、実は自己主張が上手くできていない、すごく不器用な人なんだとわかって、そのギャップがすごく魅力的な女性だと思います。

橘杏咲(以下「橘」:クロエは「すごく強い女の子」というのが第一印象でした。でもアキラに会って今まで触れてこなかった優しさや明るいコミュニケーションを経て、等身大の女の子らしさを得ていくんですが、その過程でストレートに感情を示す女の子なんだな、とわかる瞬間がありました。よく言えば素直なんですが、言ってしまえばあまり考えずに言葉を発する、この作品のパッション担当なキャラクターだと思います。

――原作漫画をお読みになって、この作品の魅力はどんなところにあると思いますか?

戸谷:一読して、原作の三木(なずな)先生の頭の良さ、インテリジェンスをすごく感じる作品でした。7日間しか生きられないゴブリンたちの村で、アキラが自分にできることを模索して、次第に外界との政治的なやり取りも考えていく。とても読み応えがあるし、理解できた瞬間とても面白くなる。そこが魅力だなと思いました。

日笠:私も同じものを感じたなぁ。先生の賢さはもちろん、人間社会に向けたメッセージを受け取っているような気分にもなりました。アキラはゴブリンのコミュニティをよりよくするために、とても思考を重ねますよね。優秀なリーダーが思考を巡らせて、みんなを引っ張っていくことでいい循環が生まれる。異世界でゴブリンに転生する物語ではありますが、どこか現実の人間社会を風刺するような部分ですよね。そこが面白いな、と私の心に刺さりました。バイブルにします!

橘:私はやっぱり、キャラクターが魅力だと思います。なんといっても、ゴブリンたちが本当に可愛いですよね! この「ゴブリンの可愛さ」は、私たちキャスト含め制作陣がこだわりを持っている部分なんです。アフレコ中も「もっと可愛くしよう」とディレクションされたりします。アニメを観るみなさんも、きっと自分の推しゴブリンが見つかると思います!

 

テーマトーク「もしも自分がゴブリンだったら1週間で何をする?」

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ここからはテーマを設けてフリートーク! わずか1週間という短い命、キャスト3名は果たして何に費やす…?

 

橘:私は爆食い!

戸谷:いいですね~!

日笠:1週間なら、太ろうがなんだろうがいいもんね(笑)。

橘:そうですよ! 体型も肌荒れも気にしなくていいんですから。ニンニクいっぱい食べたっていいわけです。

戸谷:2日目くらいから「なんかあいつ臭いな」みたいにならない?

橘:いいや、1週間で終わるなら関係ないですね、そんなの!「爆食い」で提出させていただきます。

戸谷:じゃあ僕はめっちゃ強くなりたいです。筋トレ!

日笠:1週間で!?

戸谷:ゴブリンの身体なら、きっと1週間でも強くなれますよ。

橘:何かスキルを使って強くなれるかも

戸谷:生まれ持ったスキル次第でね、限界まで強くなってみたい。

日笠:私はね…逆に何もしない。空を見てる。

一同爆笑

日笠:空の移り変わりを見続ける。

戸谷:あの世界のゴブリンとしては珍しいタイプ! のほほんゴブリンって、あまりいないかもですね。

橘:確かに! それもアイデンティティですね。

日笠:「何もしない」を全力でやってるんですよ。

橘:おお、素敵です!

日笠:薄いか(笑)。

戸谷:いや、それも幸せかもしれないですね。

 

 

クロスインタビュー「○○だけど質問ある?」

ここからはキャストの皆さんのクロスインタビューをお届け! お互いにアフレコのことやパーソナルな部分など、自由なテーマで気になることを順番に質問し合ってもらった。

 

① 戸谷菊之介だけど質問ある?

日笠:戸谷君には役作りについて聞きたいな。最近よく現場でお会いする機会が多いんですけど、会う度に役の雰囲気が違うことが多いんですよね。今回のアキラという役どころも新鮮なんですけど、自分なりに役を掴むコツがあったりするんですか?

戸谷:コツって言っていいのかわかりませんが…僕は家で練習する時は、セリフの状況に合わせて体を動かしてますね。

橘:動きっていうのは、部屋の中を歩き回ったりするんですか?

戸谷:そうです。動き回ってますね。

日笠:へぇー、そうなんだ!

戸谷:基本的なことだし、みんなやっていることかもしれませんが、自分が演じるキャラクターが誰かと会話をするとして、立ち位置や距離感はどうなっているか、自分の役がどう動きながら会話をするかなどを、実際に動きながら考えてみるのが結構好きなんです。

橘:アキラは色んなことを説明する役どころだから、結構長台詞が多いと思うんですけど、台本にはどんなことを書き込むんですか? 例えば、どんな思いでいるかなどの感情的な部分も書き込んだりするんでしょうか。

戸谷:書きますよ。アキラに限らず、だいたいどんな役でも感情のことを台本に書くかもしれないですね。

橘:そうなんですね! 印を付けるとかだけでなく、結構細かく書くんですか?

戸谷:書くタイプですね。でも、本番中は逆にあまり見ないようにもしてるんですよ。あくまで自分の中で解釈するためにバーッと書き出して、それが終わったらあとは何も考えずいくか!みたいな感じで役作りしてます。

日笠:なるほど~

戸谷:いやいや、恥ずかしいっす。こんなことを言って、誰かに怒られないか心配ですね。

橘:そんなことないですよ。ありがとうございます、先輩!

 

② 日笠陽子だけど質問ある?

橘:日笠さんにはめちゃくちゃ聞きたいことがありますよ。

戸谷:日笠さんってアフレコ現場ではマジでムードメーカーじゃないですか。僕もそんな風になれたらな、って常々思ってるんですよ。

日笠:そういう戸谷くんだって結構ムードメーカーじゃない?

戸谷:僕はみなさんにいじってもらって、話せてるだけなんですよね。自分から話しかけるときの一発目っていうのが、どうにも出せないんですよ。

日笠:そうですねぇ、私も結構長く声優をやらせていただいているから、怖いものが無くなってきた(笑)。

※一同笑

日笠:私がもっと若手だったころは、「人見知りなんて言ってられない!」みたいな、ある種の昭和のスポ魂みたいな空気感があったんですよね。だから事務所に行くときも自分の中のスイッチを入れるクセを付けました。それは別に頑張っているわけじゃなくて、自分の中にあるモードを切り替えているだけな感じですね。

戸谷:モードですか。

日笠:もちろん大先輩に話しかけるときは緊張するよ。でもいざ自分が先輩の立場になったときに、後輩から話しかけてもらうのが嬉しかったりもするんだよね。私、寂しんぼうだからさ。ってことは、きっと他の先輩だってそうだろ!って思うようになったかも。

戸谷:おお、なるほど…。

橘:私はお芝居について聞きたいです! 日笠さんがお芝居するときに、一番大事にしてるものって何ですか?

日笠:お芝居するとき? 楽しいこと!

戸谷:おお!

日笠:私たちって楽しむために転生して生まれてきたし、楽しむためにお芝居始めたし。で、私の中の「楽しい」は常に「わーい!」って笑って過ごすことだけじゃなくて、お芝居を深掘りしていくことや、キャラクターと向き合うことも「楽しい」の範疇なの。上手くできなくて悔しいこともあるけど、全部含めて「楽しい」なんだよね。楽しくないことはしなくていいと思う!

橘:うわぁ、素敵! こんな大人になりたい!

戸谷:Hip Hopですね!

日笠:Hip Hopか!?

戸谷:今ブチ上がりましたよ、フロアが!

日笠:Hey♪ Hey♪ Yeah♪

一同爆笑

 

③ 橘杏咲だけど質問ある?

橘:私、お二人とはこの作品が初めましてなんですよね!

日笠:そう、だからまずどんな方なんだろうってところからだよね。橘さんは何者ですか?

戸谷:何者(笑)。まず、いつごろから声優をやってらっしゃるんですか?

橘:ちゃんとこのお仕事を始めたのは3年前ですね。声優を志したのは5年ほど前、私が高校生のころで、世間はコロナ禍真っただ中でした。それまではあまりアニメを観たことがなかったんですが、コロナ禍をきっかけにアニメを観まくったんです。

戸谷:へぇ、コロナ禍から!?

橘:その前は友達の影響で『銀魂』を観たりとか、『けいおん!』を観たりしたことはありました。私、『けいおん!』を観て軽音部に入ったんですよ。

日笠:え! ほんとに!?

戸谷:すごいっすね…!

橘:そうなんですよ。逆に自分が知ってるアニメってせいぜいそのくらいしかなくて。コロナ禍のステイホームでずっと家にいたから、アニメをたくさん見始めて、それで日本ナレーション演技研究所に入りました。

日笠:コロナ禍のときが高校生かぁ…。

戸谷:軽音部ではどのパートをやっていたんですか?

橘:ギターボーカルを担当していました。

戸谷:なるほど、ボーカルだったんだ! この作品のアフレコが始まったとき、クロエの登場シーンで「声デカッ!」って思ってたんだよね。ミキサーさんから「マイクからちょっと離れてください」って言われてるのを何回か見たことがあります。

日笠:単に声が大きいだけじゃなくて、思い切りがあっていいよね。

橘:ホントですか、嬉しい!

戸谷:クロエの演技を聞いていて、怒りの感情がすごく伝わってきたんだよね。その辺はどこで学んだの?

橘:私、ミュージカルが好きなんです。幼稚園児のころから、我が家では毎月ミュージカルを観に行く習慣があって、かれこれ15年くらいずっと舞台を観続けていました。

日笠:へぇー、すごい! ステキだね~!

戸谷:いいなぁ、羨ましい! ミュージカルなんて毎月だって行きたいもんなぁ。いつか自分もミュージカルをやりたいって気持ちはあるんですか?

橘:自分には向いてないなって思ってます…恥ずかしがり屋なので。お芝居をしている最中にお客さんに「観られているな」と意識した瞬間、ドキドキしちゃうんですよ。

日笠:ああ~、なるほどね。

橘:そうなんですよ。台本があると、台本と他の方のお芝居とでのめり込めるんですけど、ミュージカルみたいなオープンな場だと特有の環境に刺激されて、現実に戻ってきちゃうんです。もうちょっとお芝居に没頭することに慣れたら、いつか舞台上でお芝居ができるときも来るのかな、と思うんですけど…。

戸谷:いや、絶対できると思いますよ。その素養はあると思います。歌だって歌えるわけだから。

橘:ええ、なので今は、お芝居をめちゃくちゃ勉強しています。

日笠:う~ん、素晴らしい!

※一同拍手

 

終わりに

メインキャスト三人の、三者三様の個性によって命が吹き込まれる『転生ゴブリンだけど質問ある?』。アニメの続報は、今後の「となりのヤングジャンプ」ブログや、ヤングジャンプ本誌で随時公開! 秋の放送開始をお楽しみに!!