YJ×YouTube芸人vol.1 トータルテンボス

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撮影:石川耕三

 

トータルテンボス

トータルテンボス

大村朋宏(おおむら ともひろ)
生年月日:1975年4月3日
出身地:静岡県
Twitter:@shinobineeenaaa

藤田憲右(ふじた けんすけ)
生年月日:1975年12月30日
出身地:静岡県

 

――YJ×YouTube芸人スペシャルインタビュー!記念すべき第一弾いたずらと言えばすぐ名前があがる!『トータルテンボス』のお2人にインタビューさせていただきます!まず始めにお2人がYoutubeを始めようと思ったきっかけは何でしょうか?

藤田:俺達からしたらいつの間にか始まっていましたね。

大村:そうですね。「お前はFujiyamaだから」って。ところから始まりましたね。 本来、毎年やっている全国ツアーで『いたずらVTR』を見てくれた業界の人に「あれYoutubeでやりません?」って言われて、ちょうどその頃ピコ太郎さんがヒットしたぐらいで「海外にのっけたらどうです?」って言われて、いたずらなら言葉が分からなくても面白いんじゃないかっていう話から始まりましたね。

――特徴的な名前の由来はどこからでしょうか?

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大村:海外で「トータルテンボス」って名前よりは分かりやすくしようと思って。

藤田:寿司好きだからね、「フジヤマ」「スシ」「テンプラ」のイメージ。

大村:そんな日本のイメージから、それを芸名にしてやろうかってなって立ち上げたけど、蓋を開けたら日本人しか見てない、っていう(笑)。

――お二人のイメージには必ず『いたずら』がありますが、そんなお二人のお気に入りの動画は何ですか?

大村:全部愛情注いでいますがSUSHI★BOYSで言うと、僕が工作して仕掛ける動画かな。例えばウィンナーを単三電池に見立てて、シェーバーに入れたやつとか。単三電池で動くシェーバーの電池を取替えたんです。単三電池とウィンナーって全く同じ太さなんですよ!

藤田:魚肉ソーセージな。笑

大村:単三が合わせているのか、もしくはソーセージが合わせているのかは定かではないですね。

藤田:単三に合わせているわけではないだろ、たまたま一緒なんだよ。 ミニ四駆も電池を魚肉ソーセージにすり替えられましたからね。

大村:そう考えると、沢山工作系のいたずらもやってきましたね。みんなで作るとかそういうのが好きなんですよ。

藤田:なかなか凄いですよ。ワクワクさんみたい。

――工作系のいたずらを自分で仕掛けていく大村さんがすごいですね! 藤田さんのお気に入りの動画はありますか?

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藤田:自分が仕掛けられている側だから、普通のお気に入りですけど「しらすだけ丼」って言うのがあって、しらすが大好きなのでめちゃくちゃ嬉しかったです。

大村:予め店員さんと策略して、藤田のだけ沢山のシラスオンリーにしました。

藤田:掘っても掘ってもしらすだけで、ご飯が全然出てこないんですよ。そしたらテッテレーって!でもしらす好きなうえにジム通ってたから糖質抑えてて、嬉しかったです(笑)。

藤田:他にも『もやしマシマシラーメン』とか、『汁なし坦々坦』とか。どっちも麺が入ってないものも出てきました。

大村:全部喜ばれちゃうんですよ。

藤田:肉が乗っているうえに辛いからカプサイシン入ってるし、たんぱく質も。麺は糖質ですからね。最高です。笑

――お二人の好きな動画をもう一度見直そうと思いました! 流れが変わりますが、お二人のお好きな漫画はありますか?

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大村:藤田の方が俺より漫画好きで。こいつに勧められた漫画、今考えたらほとんどヤングジャンプの漫画ですね。『キングダム』は読んでます。

藤田:『ゴールデンカムイ』おすすめ、『東京喰種トーキョーグール』も。

大村:『東京喰種トーキョーグール』も勧められたね。

藤田:もちろん『テラフォーマーズ』もだけど『BUNGO-ブンゴ-』も面白いから。

――ありがとうございます!

藤田:一時、コミックスを買いに行くじゃないですか。その時、どこの出版社なんて考えないで買うじゃないですか、それで「あれ『東京喰種トーキョーグール』なんだっけな?あ、ヤンジャンだ」って。で、今度『ゴールデンカムイ』の時も「あ、ヤンジャンだ。え?じゃあ今俺が読んでるやつって何かな」って調べたら全部ほぼヤンジャンで。笑

大村:『闇金ウシジマくん』は違う?

藤田:『闇金ウシジマくん』は違うよ。他のところも同時に読んでたけど、そのうち半分以上がヤングジャンプでしたね。『嘘喰い』もそうだったし。

大村:『キングダム』は俺の方が読んでるね。

藤田:『キングダム』を近所のレンタルショップで借りて読もう思った時に、ちょうど10巻借りると安くなるやつあるじゃないですか、その時3巻分だけなくて、でも丁度10冊で借りたくて、それで探していた時に見つけたのが『東京喰種トーキョーグール』で。そこから3巻まで借りて読んだらめちゃくちゃおもしろい!ってなりましたね。

大村:ヤングジャンプだったら俺は『キングダム』だなあ。実写化も完璧だなって思った。他だと浦沢直樹さん系の漫画が好きだけど。

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藤田:俺は悩むなあ、東京喰種…、でもあえて『ゴールデンカムイ』ですね。アイヌの文化や史実のことに対してもしっかりしていて、それに謎もちりばめられているとことか。あと笑かすシーンが、芸人が見ても「おもしろ」って笑っちゃいますね。杉元と白石の掛け合いとか、アシㇼパさんとの掛け合いとか、めっちゃ笑っちゃうんすよ。いやでも一番は難しい。『BUNGO-ブンゴ-』も熱いですし。

――漫画の話題への藤田さんの熱量をもっとお届けしたいところですが…、今も開催しておりますツアーへの意気込みがあればお願いします。

大村:今年も全国全17カ所回るツアーをやっていきます!

藤田:9月から12月にかけて全国を、回って、北海道から沖縄まで行きます。

大村:知ってくれている人もちろん、僕らを知らない人で、いたずらきっかけでも動画きっかけでもいいので、「面白いな。こんないたずらをツアーでもやっているんだ、見てみようかな」で入ってくれれば、「あ、漫才も面白いじゃん」みたいな感じでどんどん広がっていくといいなと思ってます。本職は漫才師なんでね。

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――最後は、これからの動画に向けての意気込みをお願いします!

大村:彼のいいところは、いい意味で予想通りなところですね。ある程度僕らも予想して臨むんですが、予想よりもリアクションを下回るでもなく、オーバーするわけでもない。本当に思った通りのリアクションをくれるんです。

藤田:面白くねえじゃん。予想どおりは面白くねえ。

大村:予想通りのサイズで来るからね。

藤田:「ああ、予想通りだった。よかった。」ってなんだそれ!

大村:一応全部シミュレーションするんです。そしたらシミュレーション通りになるから、周りの後輩たちも驚くので、そういう楽しみもありますね。次もそういう感じで完璧に読み切ります。

――藤田さんを読み切るいたずらですね。藤田さんは引っかかるときの…

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藤田:秘訣ですか?笑 秘訣というか、今日撮影してきたパターンもそうなんですが、防ぎようがないんです。でもそういういたずらに関しては僕は好きなので、いたずらであってドッキリではないんです。いたずらっていうのが一番いいと思います。そしてネタばらしの時にはみんなが笑ってくれる事で、いいかなって思います。笑いがなかったら「もうやめてくれ」ってなりますね。

大村:小学校からの同級生で、ずっと仕掛けているんです。それがこうやって仕事にもなっているし、きっと彼も望んでいると思うんです、だから最終的には俺の腕の中で息を引き取ってほしいですね(笑)。

藤田:それは望んでねーよ!!

――最後までトータルテンボスさんらしさ全開で素敵でした!ありがとうございました!

二人:ありがとうございました!

――ここからは本誌に載せられなかった未公開トークを載せます!

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――藤田さんは沢山漫画を読まれていると思うのですが、ヤングジャンプ以外も大丈夫です。お二人にとってのバイブル!的な漫画を教えてください。

藤田:バイブルは決まってますね。『寄生獣』で決定です。最近○○マンガ大賞とかあるじゃないですか。それの『俺の中のマンガ大賞』は『寄生獣』ですね。全巻トータルでも確か10巻とかで結構短いんですよね。でもずっとダラダラしないで簡潔に起承転結が綺麗にまとまって、最後にちょっとオチがあるみたいな。あれが俺の中で一番完璧な漫画だと思いますね。SFチックで実際ありえないようなストーリーの中にある人間ドラマと、伝えたいことがしっかりこっちにも伝わってくるんですよね。

大村:俺は浦沢直樹さんの『MONSTER』とか『二十世紀少年』ですね。

――『BUNGO-ブンゴ-』に対して取材前から藤田さんが熱く語ってくださったのですが…、是非『BUNGO-ブンゴ-』についてもお話聞かせていただければと思います!

藤田:中学野球のシニアリーグのお話って言う事でもまず珍しいからそれだけでも面白いですよね。

大村:え?これ高校生じゃないの?

藤田:うん、シニアリーグは中学生。色々な中学校の生徒が合わさってチームになってるの。野球が強い学校の特待を取りたいとか、ここで活躍したらあの学校が見に来てるから…!とかそういうのも描かれててしっかりしてるなって思ったんだよね。

大村:そういう世界なんだね。

藤田:そう。だからユニフォームとか見てるとなんとなく、「あ、これはあそこのチームがモデルかな?」って思うんだよね。

大村:わかるの?

藤田:わかるね。野球経験者からしても本当に面白くて、コースとかも最後スライダーで釣るとかは凄いリアリティあって、配給とかもリアルな感じとかすごくいいんですよね。でも俺はこの先の高校編も見たいなって思ってるんですよね。そういう期待とかも沢山含めて、俺の中で『BUNGO-ブンゴ-』一番熱い漫画ですね。

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SUSHI★BOYS公式Youtubeチャンネル
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トータルテンボス全国漫才ツアー2019「CHATSUMI」

トータルテンボス

全国17会場18公演で開催!!
9月29日(日)~12月14日(土)
ツアーファイナルはよみうりホール!

【チケット情報】チケット全席指定 前売3,800円 当日4,300円 一般発売中!
※公演などに関するお問い合わせはこちら
チケットよしもと予約問合せダイヤル:0570-550-100 (お問合せは10:00~19:00)